運営管理本部
椿さん
2024年12月、WOOOLYに入社。運営管理部の一員として組織を支える傍ら、2025年7月設立のアッシュリー株式会社にて未経験ながら社長執行役員に抜擢。福祉とスイーツをつなぐ新たな挑戦に取り組んでいる。なぜこの仕事に飛び込み、どんな未来を描いているのか…その思いに迫る。※2025年9月取材
不平等を変える、その一歩
WOOOLYに入社した理由や決め手を教えてください。
ウーリー椿さん:昔から、障がいや貧困といった「生まれながらにある不平等」を少しでも減らしたい、という思いがありました。
ただ、ボランティア的な活動だけでは限界があると感じていて、支援する側もされる側も幸せでなければ長くは続かないんじゃないかと考えていました。
ウーリーが就労継続支援B型を立ち上げた背景を知ったとき、代表の「三方良し」の考え方に共感して、ここなら自分の思いを形にできるかもしれないと思いました。
実際にWOOOLYで働き始めてみて、いかがですか。
ウーリー椿さん:最初に事業所を訪れたとき、ご利用者様が笑顔で作業していたり、真剣に黙々と製作に取り組んでいたり、スタッフ同士も和気あいあいとしていてその雰囲気に一気に惹きこまれましたね。
「三方良し」の精神が自然に息づいていて、「この場所を守りたい」「もっと多くの方に安心できる居場所を届けたい」って強く思いました。
本社スタッフとして働く中では、自分の頑張り次第で成長の幅が広がるところにやりがいを感じています。
事業所のスタッフさんと話すと、それぞれの事業所に「ご利用者様への思い」があって、その思いが事業所の“色”になっていることに気づかされるんです。そうした発見も、自分自身の学びや成長につながっています。
責任が力に変わる―成長の手応えは、その先にある
職場の雰囲気や、周囲のサポートについて教えてください。
ウーリー椿さん:「熱意と実力が集まる場所」です!!本当に一瞬も気を抜けないくらい(笑)。
ちょっとのんびりしていると置いていかれる感覚があるんですが、それだけオフィスが活気にあふれているということでもあって、すごく魅力的だと思います。
まずは「自分で考えてみなさい」と機会をくださって、いざというときには必ずフォローしてくれるんです。
そのおかげで、自主性を持ちながら安心して自分の成長に向き合えています。
この仕事で大変さを感じるのは?
ウーリー椿さん:やっぱり「責任の重さ」ですね。すべての仕事がご利用者様の居場所や工賃につながっているので、数字一つ間違っても影響が出てしまいます。常に緊張感はあります。
それでも楽しさを感じる瞬間はありますか?
ウーリー椿さん:もちろんあります!
だからこそ向上心を持てますし、日々「昨日できなかったことが今日できるようになった」と感じられるんです。
「足を止めちゃいけないな」というプレッシャーもありますが、それすら楽しめています。
福祉×スイーツから生まれる新しい可能性
椿さんは新会社「アッシュリー」にも関わっているそうですね。
ウーリー椿さん:アッシュリー株式会社は「福祉×スイーツ」をテーマに、障がい福祉とショコラをつなぐ新しい挑戦をしている会社です。
関わることになった経緯を教えてください。
ウーリー椿さん:入社のきっかけでもある「生まれながらの不平等を少しでも減らしたい」という思いを、代表が受け止めてくださったことが大きな理由です。
就労支援の現場では能力や意欲があっても就労機会が限られる方が多く、産業の分野では人材不足が深刻です。その二つをつなぐことで、誰もが活躍できる場を広げられると感じました。
現在はどんな取り組みをしているのですか?
ウーリー椿さん:世界的に著名なパティシエ、辻口博啓シェフとウーリーのコラボにより、2025年9月1日に高工賃のB型事業所「モカ三郷」が誕生しました。
今後はカフェの開設なども予定しており、福祉とショコラの可能性をさらに広げていきます。
これから目指す自分と、アッシュリーで挑戦したいことをお聞かせください。
ウーリー椿さん:ウーリー全体をさらに成長させられる存在になりたいですね。まだまだ学ぶことは多いので、事業所も本部も含めてしっかり吸収して、運営管理としての役割を磨きながら、その学びを自身の強みに変えていきたいと思っています。
アッシュリーでの挑戦は、私にとって「福祉の新しいスタンダードをつくる」という大きな挑戦でもあります。支援する側もされる側も、お互いに支え合いながら幸せになれるような好循環をつくっていく…
その一歩一歩を大切に、これからも前に進んでいきたいです。
未経験でも挑戦できる環境が、ここにあります。
あなたもウーリーで、「誰かのため」と「自分の成長」を両立させてみませんか。